作詞作曲一覧



   星夜の騎馬


馬の鞍にまたがるため ドレスの裾を破いて
追う者達をくらますため 光る宝石は捨てた

典雅な椅子に腰かける 不自由のない暮らしと
天秤にかけるまでもなく 選んだのは貴方

強い腕の中 綱にしがみつき 冷たい風にも耐える
馬は銀河を渡る彗星のように 願いを託され 夜を駆ける


大切なものを守るため 剣だけは腰に残し
逃がれる足を軽くするため 重たい鎧は捨てた

申し分ない報酬を 約束された階級
何もかも失くしてよいと 選んだのは貴方

細い身を腕に 手綱を操り 行く手の闇を切り裂く
馬は遠く輝くペガサスのように 誰にも届かぬ 場所を目指す


誰もが羨む全ては 互いを隔てる檻で
解き放たれた二人は今 心のまま進む

空の懐に 愛だけを収め しるべのない道を行く
馬はまばゆく白む暁のように 二人を背に乗せ 朝もやに消ゆ